餅は餅屋2014年04月01日


医療の文明史テキスト、1988年4~6月

 今から20年以上も前の話ですが、NHK教育テレビで「医療の文明史」という番組が放映されました.故中川米造先生が医療の歴史について、12回にわたって講義したものです. 
                
 そのビデオがお久しぶりという感じで本棚の奥から出てきました.
 現在、DVD化しようとビデオキャプチャと悪戦苦闘中ですが、ビデオ自体が劣化しているためか、思うような画像が得られません.でも、貴重な映像なので何とかデジタル化しておこうと思っています. 
                
 中川先生には、保険医療行動学会の帰りの電車でいろいろ教えていただいたことがあります. 

  先生は当時システム手帳を愛用していらっしゃって、何かひらめいたり、ふと思いついたことはすぐ書きとめるようにしていると仰って、その手帳を鞄から取り出して見せてくださいました.
 そして、例えばね、と開いた
ページには、 
「歯磨きで効き腕が分かる」「歯科医」「磨き残し」
と3つのキーワードが並んでいました.
 「これは、今日の昼御飯の時にあなたが教えてくれたことですわ」
と、言ってニコっとされました.
 確かに、その日の昼食時に「右利きの人は右下の犬歯あたりの磨き残しが多い」というようなことを話した覚えがあります.そのことがさっそくステムノートに書き留めてあったわけです.

 数週間後、日本経済新聞の中川先生のコラムに「餅は餅屋」というタイトルで効き腕側の犬歯あたりに磨き残しが多いという話が書かれているのを見つけて、思わず頬がほころんでしまいました.

中川米造先生

Kシリーズ歯ブラシ,製造中止2014年04月27日

 
片山先生の考案した突っ込み震わせ磨き
 

 片山式Kシリーズ歯ブラシ、製造中止の知らせが届きました.
 片山式歯周治療の根幹をなすこの歯ブラシが手に入らなくなってしまうことを、危惧してはいたのですが、その日が突然やってきてしまいました😭
 知っていたら多少なりとも買いだめしておいたのに・・・・・・
 あとのまつりです.

 セミナーが終了してはや18年の月日が経ってしまいました.
 Kシリーズ歯ブラシを使っている歯科医はほとんどいなくなってしまったのでしょう.残念です.

 “歯槽膿漏-抜かずに治す”も絶版になり、「片山は遠くになりにけり」ですが、片山先生から教わったことはホームページのセミナーノートやアサブロなどを利用して、もう一度きちっと整理しておこうと考えています.
  
  片山先生亡き後、元豊歯会をまもってきたHさん、いろいろ有難うございました.これからもずっとお元気で.

片山式ブラッシングに用いる歯ブラシ

http://www.asahi-net.or.jp/~pi5a-kns/